2010.06.16

小手調べ

• 22:38
• 磯・ウキフカセ釣りに関する話
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さていよいよ火曜日。
場所はあれこれ悩んだけれどとりあえず加茂へ出撃！

メンバーは酒豪・ヤスさんに左腕・テル君。
これに初のコンビ釣行となったザキの番長・ニシオ君。
もともとクロダイやマダイ派の彼。
どういうつもりかグレ釣りに目覚めてしまい、以前からレクチャーをお願いされていた次第。
自分も再来週に控えたマルグレ大会の練習をしなければ、という思いもあったけどそれ以上にお客さんが新しい釣り物に興味を示してくれるというのは何よりも嬉しい事。
ええよ～、今日はみっちりしごいでやっからな！(^_-)

という訳でヤス＆テル君はタナゴ島、俺らはべったら島へ。

普段から軽い仕掛けを多用するというニシオ君。
とりあえず好きなようにやらせてみる。

海はベタナギも上り潮がややアテながらかすめて沖にハケていく感じ。
水色も少し濁り気味だがどうかな・・・と思った矢先、チラホラと底層に黒っぽい魚影が。
間違いない！コッパの姿だ。
こりゃ何とかなるな♪

釣り座は明らかに沖向きが有利な状況。
ニシオ君にそっちを譲り、自分は加茂向きを攻めてみる。

すでにアジやフグ、タナゴにサバが周囲を囲み始め気持ちやっかいかなという状況になってきていたが、間隙を縫ってまずは読み通りにヒット(^^)v

タナ1ヒロ半で食ったのは30ｃｍ弱の立派なキーパーサイズ。
こんなのがもう2匹あればマルグレ大会では堂々検量出来るのだが、そうは問屋がおろさない。
いつも入れ替えに相当難儀しているからね^^;

そうこうしているうちにニシオ君の正面が徐々に賑やかになってきた。
潮が緩んできたと同時に青光りした魚体がモコモコと水面下まで浮き上がる。

「あっ、いだっスな！！」

とこれを見たニシオ君もテンション急上昇↗↗↗

「あ～わがった！」
「なんでおめ（アジ）なのや」
「たく、よぐわがんねなぁ～・・・」

ブツブツひとりしゃべしながら奮闘しておりました(笑)

しかし観察力の優れた彼。
アジの容赦ない抵抗にイライラしながら「なんでそこに見えてんのに釣れねのや！？」と自分なりに試行錯誤を繰り返したのち、ハリスウキをセットして半ピロのタナで狙いを定める。
これが見事ハマってウキがシュッ！

狙って釣った初めてのメジナは28ｃｍ。
過去最大はタイ釣りの外道でヒットさせた38ｃｍだそうだが「やったっす！！こいだばハマるっすな！！！」とかなり上機嫌(笑)

その後も的確にメジナとの間合いを詰めていく。

うん、このわげものなかなかのセンス。
こりゃグレ釣りうまくなるな・・・。
もう何回か練習して大会に備えてな(^^)

ちなみに自分は22～31ｃｍを25匹ほどキャッチ。
釣り座的にもこんなんで十分のだったとは思うけど、魚がかなりいた中での釣果と考えれば少々不満でした。
先週きしさんが言ってた通り、エサを離すことが多くハリスウキでもアタリが取りづらい食いの悪さ。
なんでかな・・・、ちょっと手を考えておかなきゃな(~_~)

結局この後は徐々にタナが深まり、最期はコッパのみ。
潮と風の加減か北向きは全く魚影も見えなかったです。

そしてそんなタイミングでタナゴ島から牛地獄島に移っていたテル君から電話。
「カズさん、流れは逆だけど尺モノがいくらか沸いてていい感じだっスや！」というので自分らも昼のタイミングでへ移動してみる。

それにしてもこっちもかなりのベタだな(苦笑)

でもこんなコンディションでも二人は快調に釣りまくる！

普通の人だったらとっくに諦めているような状況だけ二人ともさすがだな（感心）

結局終始あっぺな風と潮に悩まされながら夕方までビッチリ攻め続け粘ったもののアジの群れが濃くなっただけでドラマは起きず。
まぁこれだけ潮が動かないとしゃーないですね。
でもこんだけ釣れたんなら贅沢は言ってられない。
日増しに良くなっていくのは間違いなさそうです。

でもやっぱグレ釣りおもへしてなもかもねぇなぁ！！
来週もう1回行こっと(^^♪

ニシオ君、来週も集合だや(笑)