2009.01.24

どっちが本命？

• 08:10
• 磯・ウキフカセ釣りに関する話
• コメント (2)
• トラックバック (0)

その男、

「多分荒れるけどいいっスか？」

となんとも微妙なアプローチを掛けてきた。
その男とは「元祖シケ男」のきしさん。
聞けば会社の創立記念日＆誕生日（なんぼになったか忘れたけど）だそうで、毎年かなりの確立でシケるらしい(爆)
ま、こちとら天候なんか選んでられないし、荒れる運命にあるんだったらしゃーない(笑)
渡船も駄目だろうし、という事で釣り場を求めきしサファリで入道崎方面へドライブしてみました(^^)

風は予報通り南東風。
今のところ穏やかだけど確実に吹いてきそうな空模様にもかかわらずめぼしいところは全て釣り人の姿が・・・。
やるとこないなぁ～なんていいながら南下してくるとようやく駐車スペースを発見！
正直、二人ともここから降りたことがなかったけど、時間も時間なんでとりあえずむ向かってみる事に。

それにしても入道崎一帯は勾配が全然無いからほんと楽チン(^^♪
しかも距離が短い上に歩きやすい。
7分くらい歩いて「鵜澤島の陸の陸」に到着！

結構風波はあるけど全然オッケー。
早速準備に取り掛かってみる。

沖に向かって左側にきしさん、右側に自分は構える。
きしさん側は溝あり水深ありと意外にナイスなシチュエーション。
自分の方も前方にせり出した根が邪魔な位でおおむね良好。
何よりも左沖からこれだけうねりが入ってきているにもかかわらず、僅かながらもハケ出してるようでたまらなくいい感じ。
足で稼げる釣り場がとっても多い入道崎一帯はほんとあなどれません(^^)

仕掛けは手始めに3ＢウキへＪクッション2Ｂ+ジンタン2号×2個でセッティング。
道糸1.65号、ハリス1.15号、チヌバリ2号、ウキ下は3ヒロでサシエは生オキアミ。
そして期待の1投目は、

「ん？エサが残った！」

続く2投目。

「おっ！また付いてきた」

3投目。

「う～ん、まだついとる・・・」

「うお～っ！針が付いてきた♪」と大喜びのきしさんを尻目になんだかとってもイヤな予感(^_^;)
だってほんと最近は針どころかエサすら取られない状況続き(苦笑)
また厳しい釣りなのかなぁ～と思いながらの4投目。
ウキが遠慮がちにモヤモヤーッと消し込んでいった！

〝こりゃもしやっ！！〟

と間髪を入れず鋭いアワセをくれてやるとなんだか懐かしさを覚える引き味で上がってきたのはこれ。

なんだかとても嬉しい(笑)
クロ師の皆さんは嫌がる人多いですけど自分はほんとホッケ大好き人間でして(^^ゞ
食って美味いし手返しのいい練習にもなる☆☆
真冬の海で針に掛かってくれてバンバン引っ張る外道なんて最高です♪
ここからしばし入れ掛かりモードに突入！
きしさんも「こりゃしばらく切れない（ホッケが）っすね～」と観念して浅ダナ狙いへシフト(^^)
自分もまぁ釣り続けてりゃそのうち群れも消えてチャンスも生まれるだろうと思いながらも、内心喜びながらとりあえずせっせと釣りまくり!(^^)!

ところが、待てど暮らせど一向に食いが落ちる気配はナシ。
途中、風が強まり得意の4ｍ竿（2号クラス）に替えて手返しを更にアップさせたもんだから2時間ほどで後ろの窪みはこの状態。

サイズは25ｃｍ以下の細ローソクサイズと35ｃｍ前後クラスの太い赤ボッケのが半々。
一時、消えかかった群れもすぐに再び舞い戻ってきて（俺は嬉しいけど）エンドレス状態になってしまい、結局ホッケ以外で釣れたのはチビシンジョ1匹のみ。
本命（だよね？）はサッパリでした^_^;

もちろん外道（いや本命か？笑）はその後も順調に釣れ続ける。
それでも磯際や底をハワセ気味に流すとサシエが残るためきしさんは真剣そのもの。
あの手この手と次々に攻め続けます。
いつもの事ながら感心させられる☆☆☆
あの姿勢が確実な釣果を物にするために大切なことですよね～（＾－＾）
当然、自分はもう目先の魚に目がくらんじゃって駄目でしたけど（反省）

しかし、空はいよいよ天候急変の様相を呈してきた・・・。

・・・やめますか^_^;
ってことで午後2時を待たずに130匹ほど釣ったところで早々と終了。
てか、きしさんはお持ち帰り分だけ釣ってとっくにしまってるし！（待たせてすんませんでした）
いそいそと魚を詰め込んで35ｋｇほどになった背負い子をしょってフウフウ言いながら土手を登ってきたけど、いや～流石に久々だからしんどかった(~_~;)
その昔、ホッケ78ｋｇ（道具の重さ抜き）を背負って三ツ岩地磯から崖を登ってきたのが懐かしいです(苦笑)
もちろん今回のホッケも全部しっかり消費しましたよん(^^)v

んでもやっぱホッケ釣りは島に限る。
きしさん、今度は島だすな！
もちろんホッケ狙いで(笑)