2006.02.03
お待たせいたしました!!
- 11:05
- ヨモヤマ話
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押忍!はじめまして(^^)/
釣りショップ海風店長・兄こと船木和久と申します。
このたびご縁があってこのようなブログを半強制的?に始めることとなりました(苦笑)
この先何回、どのような内容で進めていくかも全く未知数ですが、引き受けたからには前進あるのみ!男鹿の海と3K(競馬、競艇、競輪)をこよなく愛する「漁師兼釣り人」の野性味溢れる勝負勘を武器に、少しでも皆様の楽しい釣りライフのお役に立てるよう頑張りたいと思っております。
ただし!何分、PCは不慣れなもので更新頻度はかなり低いかも・・・長~い目でみてやって下さい^_^;
それでは今後ともよろしくお願いいたします<(_ _)>
<今月の爆釣レーダー> 『ヤリイカ』
今月のイチ押しは真冬の定番として近年大人気のヤリイカ。
同じく軟体ブームの火付け役となったアオリイカを?王様?とするならば、ヤリイカはさしずめ?女王様?。スレンダーで透き通るような美しいボディーを独り占め出来るのは釣り人ならではの特権です。
今シーズンは寒波も手伝い早めのスタートを切りましたが、本来はこの2月が絶好期。
水温低下とともに胴長40~50cmクラスの大型が産卵で浅場に続々と接岸します。
そう!まさに今がチャンスなのです!!
釣り方はウキのよるエサ釣りが一般的。仕掛けスタイルはクロダイの立ちウキ仕掛けとほぼ同様です。
竿は1~2号、5m以上の磯竿、小型スピニングリールにミチイト2.5~4号、ハリス2~4号が1.5m程度、針はイカバリ。男鹿では掛かりと耐久性に優れ、エサ交換が楽な竹製ヤリイカ針が人気です。
エサは冷凍アジやイワシ、サメ皮、鶏のササミなど白モノや光りモノを使用します。
釣り方は仕掛けを投げ込み、流すだけOKですが、時折、竿を大きくあおって誘いをかけてやるとより効果的です。ウキ下の目安は、日中は釣り場の水深の半分のより深め、朝夕は浅めに設定します。
アタリの出方はウキがスーッとどこまでも入ったり、食い上げて横倒しになったりと様々。アタリと感じたら慌てず糸フケを取ってゆっくり大アワセをして、一定の角度とテンションを保って巻き寄せます。
足切れで悔しい思いをしないためにも大物はタモ掛けしたほうが無難です。
もちろんエギングでも狙えます。サイズは3~4号クラスでカラーは夜光ボディーやピンク、イエロー、ホワイト系が昼夜を問わず実績も高いようです。
アクションは軽いフォールを取り混ぜたズル引きがメインですが、高活性時はアオリ同様にビシバシとシャクリを入れたほうが乗りもよくなります。
風と波対策にチューニングシンカーは必携。また、底が取りにくい時やタナが深いと予想される時はナス型オモリを使用したアンダーショッイトリグがお勧めです。
釣り場は半島一体の磯であればほぼどこでも良いですが、入座しやすい代表的な一級ポイントは南磯の椿漁港や館山崎、小浜漁港、帆掛島、潮瀬崎、加茂の剣崎~長崎周辺、戸賀の水族館裏、入道崎長久手周辺、畠漁港など。もちろん日中ならより水深がある沖磯が断然です。
好釣の条件としては、潮流と薄濁りがあり波が穏やかなこと。夜は月夜がベストです。シケが強すぎたりあまりに水が澄みすぎてもよくありません。
釣趣もさることながら食味もバツグンなのがヤリイカ。何よりも刺身が一番ですが、骨を折るとすぐに死んでしまい鮮度落ちにつながるので、たっぷりの海水で生かして持ち帰るか、クーラーに氷を敷いて生き締めにしましょう。この際、傘を入れるビニール袋に1匹ずつ詰めて運ぶとスミも気になりません。
他にはテンプラやフライ、バター焼き、煮物、鍋物、焼き物、酢の物などなど、何をやっても絶品です。
寒さに負けず是非お試しあれ!!(^^♪
※写真は2月2日、加茂・桜島での釣果。